日本でも放送されている九尾狐伝(クミホ伝)16話(最終回)のあらすじをご紹介したいと思います。
イ・ドンウクとチョ・ボアの美しさに何度でも見たくなるドラマです。
「九尾狐伝」最終回とは
イムギ(イ・テリ)を道連れに三途の川に落ちたイ・ヨン(イ・ドンウク)。その川に落ちると生まれ変わることもできない。ヨンはナム・ジア(チョ・ボア)のことを思いながら深い水の中に消えていった。
ヨンの犠牲により世界は普段の生活に戻っていた。石になっていたタリィパ(キム・ジョンナン)は元に戻り、その横には夫のヒョニオン(アン・ギルガン)が帰ってきていた。
ヨンの死を受け入れられないジアは何度もタリィパを訪ねるが、ヨンをあきらめるようにと言われてしまう。
イ・ラン(キム・ボム)は自分の手でヨンを三途の川に落としたことを後悔して自暴自棄な生活を送っていた。そんなランのもとへク・シンジュ(ファンヒ)がやってくる。ヨンはシンジュに自分がいなくなった後でランに携帯を渡すよう頼んでいたのだった。
携帯の中にはヨンからランへのメッセージがあり、兄の思いを聞いたランは涙を流す。
その後、ジアはヨンのことを「九尾狐伝」として制作し記録を残すことにした。ヨンの周りの人々にインタビューをして、みんなでヨンの思い出話を語る。
そんな中、シンジュはキ・ユリ(キム・ヨンジ)にプロポーズして周りの人々の祝福を受ける。シンジュとユリは結婚して、ランとランが飼っていた子犬の生まれ変わりの男の子(チョン・シユル)と一緒に楽しく暮らすようになる。
半年後ジアは九尾狐伝を完成させたがその日はジアの誕生日だった。家にはヨンからのプレゼントがあったが、それは手紙と純白のウェディングドレス 。手紙には「もう自分のことは忘れろ」と書かれていてその手紙を見てジアは「帰ってきて」と涙を流す。
ランと偶然出会ったジアは、ランが探していた目が見えない占い師の男と再び出会う。その男は以前ジアが狐玉を渡した男だった。実はその男は転生に関わる神でタリィパに頼まれてやってきたという。二人はヨンを転生させるために自分の命を差し出そうとするが、その男はランと契約をするという。ランは死ぬ前に新しくできた家族に会いたいとジアに頼み、ジアはユリたちを連れてきたが、ランは既に消えたあとだった。そんなランを思ってみんなでランのお葬式をあげるのだった。
ある日、仕事が終わって帰宅しようとしたジアだが狐の嫁入りのように雨が降っていた。会社の職員が「あなたに渡すように頼まれた」とヨンの赤い傘を渡す。ジアは雨が降る中急いで外に駆け出したところ、横断歩道の前に立っているヨンを見つける。
ヨンは「以前の自分じゃない。飛ぶこともできないし、もう君を守ってあげられないけど・・・。人間になったんだ」と言い、そんなヨンをジアは抱きしめる。
人間になったヨンとジアは自然からの祝福を受けて二人だけの結婚式を挙げた。
数年経ち、ランは人間の男の子に生まれ変わり、そんなランを見て安心するヨン。また人間として生活しているヨンはジアと幸せに暮らしていた。そんな時、三災(サンジェ)という妖怪に出会ったという話をジアから聞いたヨン。
満月の夜、ヨンは赤い傘を持ってそっと出ていく。道でその妖怪の後ろをつけてきたヨン。傘が剣に変化してヨンの目が赤く光る!
文:totori